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足柄版 公開:2014年2月15日 エリアトップへ

木と共に大きく育て 寄小児童がロウバイを植樹

社会

公開:2014年2月15日

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苗木を一本ずつ植えた
苗木を一本ずつ植えた

 松田町立寄小学校(田島直子校長)の5、6年生28人が2月6日、寄ロウバイ園でロウバイの記念植樹を行った。同校による植樹は、昨年に続き2回目。

 植樹を指導したのは、地域住民からなる「寄ロウバイの会」(大舘達治会長)。園内の一角にある遊休農地を、事前に同会が重機などを使って整地。約40cmの穴を掘り、苗木60本を用意して子どもたちを迎えた。児童らは手分けして苗木を穴に運び入れ、スコップで土をかけてから丹念に踏み固めた。6年生児童は「卒業前に良い思い出になった。きれいな花が咲いて、ロウバイまつりにたくさんの人が来てほしい」と話し、同会では「厳しい寒さに耐えて香り豊かに咲くロウバイの花のように、子どもたちも強く大きく成長してもらいたい」と思いを語る。

 同園は荒廃農地を整備して地域振興に生かそうという住民有志の働きかけで、2006年に寄中学校の3年生が卒業記念として植えた250本が始まり。その後、町が散策路や休憩所などを整備し、現在は約1500本が植栽されている。

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