松田町PTA連絡協議会(利根川良会長、以下P連)がこのほど、南足柄市内を拠点に活動する「子供のための国際音楽交流協会」(岩井光祐事務局長)へ、中古の楽器11点を寄贈した。
楽器は、3月中に町内の小中学校4校から寄せられた鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)やリコーダー。同協会から中古楽器の回収依頼を受けたP連が「子どもたちのボランティア精神を育み、小さな国際協力になれば」と応じ、町内の小学6年生と中学3年生に楽器の寄贈を呼びかけていた。
集まった楽器は18日、松田町役場で前会長の松島隆さんから岩井事務局長に手渡された。「今後も協力を継続し、お渡しできる数を増やしていければ」と話す松島さんに、岩井事務局長は「皆さんのお気持ちがなによりです」と感謝を述べた。
アジア・アフリカの子供たちが使用
「子供のための国際音楽交流協会」は2009年に発足。日本で使われなくなった楽器を回収し、教材不足に悩む海外の教育施設に届ける活動を続けている。これまでに南足柄市内の小中学校や小田原市の芦子小学校などの協力で、鍵盤ハーモニカ140台とリコーダー100本を含む約270個の楽器を回収し、フィリピンやタンザニアに届けている。問合せは同協会・岩井事務局長【電話】090・9309・7095へ。
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