山北高校弓道部(部員18人)の男子チームが、11月9日に開催された「第33回全国弓道選抜大会神奈川県予選」を制し、来年1月10日から鹿児島県で開催される全国大会に創部35年目にして初めて出場する。
県内から66チーム194人が出場した男子団体の部に、同校からは2年生の宮川友城くん=白山中=、小松田遼太郎くん=酒匂中=、廣田優也くん=白山中=の3人が出場。
最初に矢を射る「大前」の宮川くんは予選から決勝までの20本のうち19本を的中。団体戦と並行して行われる個人戦でも優勝を飾った。小松田くんと廣田くんも二次予選では調子を落としたものの、その後は的中数を伸ばし、団体優勝に貢献した。顧問の飯塚貴仁教諭は「大会前から高いレベルを維持したまま本番に臨めた。宮川がチームを引っ張り、小松田と廣田も後に続き、良い結果に繋がった」と評価する。
「目指すは優勝」
県大会を終え、「これまでメンバーに入れなかった悔しさをバネに結果が出せた」(小松田くん)、「大会を通じて先生や仲間など、周囲の人の助けを改めて感じた。山北高校弓道部全員で勝ち取った優勝」(廣田くん)と振り返った。個人、団体の2冠を制した宮川くんは「練習で意識していたことがうまくできた。緊張に負けないよう、メンタル面を強化して全国大会では優勝を目指したい」と意気込みを語った。
山北高校弓道部は1979年に同好会として発足。2010年に女子個人の部で関東大会出場、昨年の県大会・男子団体の部で3位に入賞している。
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