開成町立文命中学校の野球部(石井克佳監督)が、11月5日と6日に宇都宮市内で開催された「第19回関東・北信越少年新人軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会・下野新聞社主催)に初出場し、準優勝した。
関東北信越1都12県でこの秋に開催された2年、1年生による大会で準優勝したチームがこの大会に出場した。各都県で決勝戦まで進んだ13チームによるトーナメント戦は実力も伯仲し、名門チームや注目選手も多く出場。今年は宇都宮市清原球場ほか同市内4会場で試合があった。
9月の神奈川県予選には県内8地区の中学校とクラブチーム合わせて16チームが出場。県西地区代表で出場した文命中は9月25日の決勝戦で川崎市立有馬中学校に2-3で破れたが県大会としては1981年以来35年ぶりの決勝進出を果たし、上部大会出場を決めた。
関東北信越大会では1回戦で朝霞第三(埼玉)を3-1、2回戦で庄西(富山)8-1、準決勝で清水(福井)を3-0で下し、決勝戦へ進んだ。元メジャーリーガー松井秀喜の母校で最速139キロの注目右腕を擁する根上(石川)と対戦した決勝戦では、初回に2点を先制したが3回に逆転を許し2-3で破れた。
主将の翁安毅くん(2年)は「夏に先輩たちがいい成績を残してくれたのでその流れに乗れた。いい経験ができたので来年は春、夏と全国大会を目指して頑張りたい」と話していた。
他の部活も
今年度の文命中では体操の露木元太くん(3年)が3年連続で県大会個人総合優勝し、陸上女子100mで長田香音さん(1年)が県3位、水泳女子100mバタフライの神戸愛乃さん(2年)と関東大会に出場した。さらにソフトテニス女子が県ベスト8、野球部も県ベスト4に進むなど複数の部活動や競技で開成町の生徒が活躍している。
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