昨年10月にD52形蒸気機関車(愛称・デゴニ)を動かした山北町が「鉄道のまち」復活に向けた”二の矢”として2017年度中に資料館を開館する方針を固めた。開館へ向けて鉄道資料の提供を呼びかけている。
資料館の開館は、昨年10月に町が開いた「D52奇跡の復活」の式典で湯川裕司町長が「鉄道遺産を活用して元気がでるまちづくり」の取り組みのひとつとして述べていた。式典後に町は資料館の設置へ向けた調整に着手し、山北駅前にある「ふるさと交流センター」の2階に展示スペースを設置することを決めた。
1889(明治22)年の旧東海道本線、国府津-浜松間の開通と同時に開業した山北駅を中心に、旧東海道本線から現在の御殿場線に関する資料を展示する。町商工観光課では「センター1階に観光協会があり、D52を展示している鉄道公園も近い。町の魅力づくりに繋がれば」と話している。
資料館の運営は、2012年の駅無人化にあわせて山北駅で切符販売や観光案内などを担うようになった「NPO法人情緒豊かな町づくり」(荻野治久理事長)が請け負う。荻野理事長は「メンバーは元国鉄職員など鉄道に詳しい。スタッフが解説を行うなどしたい」と話した。
鉄道資料は写真や記念切符など無償譲渡できるものを募集。
資料提出の問い合わせは荻野理事長【携帯電話】090・2731・4219へ。
”D52復活”の立役者、恒松孝仁さん(享年61)が昨年10月に亡くなり運行を休止していたデゴニが、4月1日の桜まつりで再び動くことが決まった。恒松さんと交流があった鳥取県若桜町の谷口剛史さん(42)が遺志を継ぎ、整備を始めている。
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