南足柄市中沼で「誠建設」を営む磯崎誠之さん(43)が、若い世代の人に建設業界に興味を持ってもらおうと奮闘している。
磯崎さんは2013年に、若い人たちにも馴染みがあり人気がある「重機」を美少女に擬人化した ”萌えキャラ”で建設業の魅力を伝えようと『重機娘プロジェクト』を立ち上げた。
メンバーはフリーで芸能活動をしている女性など11人。南足柄市を舞台にした挿絵つき小説『重機娘』を2014年に発表し、Amazonのランキング1位の常連となった。
音楽業界大手のタワーレコードの目に留まり、2016年には”現場労働者”の心境を歌う応援歌をCD発売するなど、活動の領域を広げている。磯崎さんは「まずは地元から元気に。南足柄など地元から声優などが育ったら面白い。若い人にどんどん挑戦してほしい」と参加も呼び掛ける。
アニメやゲームのマネジメント会社との新たな企画も進行中だ。90年代に人気を博した漫画『まじかる☆タルるートくん』のヴァーチャルリアリティ作品「VR(ヴァーチャルリアリティ)マンガ」で重機娘プロジェクトのメンバーが主人公の声と主題歌を担当する。
VRマンガはスマートフォンをゴーグルのように装着して自分の動きに合わせて視界が動き、作品の中に自分がいるような体験ができる。5月の発売に向けて開発中だという。
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