箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月11日
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湯河原で撮影が行われた映画「野生のなまはげ」(新井健市監督・86分)が、9月23日(祝)に渋谷のカルチャーセンター「アップリンク」で初上映される。前売り1500円で午後4時から。
新井監督は川崎市在住で、これまで小田原映画祭ショートフィルムコンテストに入選、福岡インディペンデント映画祭5分ムービー部門ではグランプリを受賞するなど、10作品以上を撮り続けている。
新作は捕獲された「野生のなまはげ」と少年との交流などを描く長編ファンタジックコメディ。新井監督が少年時代に、秋田の転校生から「野生のなまはげがいる」と嘘を聞かされた事があり、それが物語となり、映画化につながった。
監督は撮影前に小田原映画祭の関係者を通じてロケ地を探していたところ、湯河原の「しとどの窟」からの山並みに魅せられたという。その後椿ラインや天照山、小田原市内でカメラを回し、少年となまはげとの別れなど重要なシーンを収録。昨年秋に撮影を終えた後は編集を続け、今年7月ようやく完成にこぎつけた。 撮影では小田原の万葉倶楽部や箱根登山バスなど地元企業も協力。新井監督は「皆さんの支援のおかげ。満足のいく作品ができました」と話している。