箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年3月10日
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県が旧湯河原中学校の敷地に小田原養護学校の分教室を4年後に開設するため、設計調査費など821万円を予算案に盛り込んだ。実現すれば通学負担が大幅に減りそうだ。
養護学校は螢田駅近くにあり、湯河原や真鶴の子どもは毎朝バスで40分〜1時間程度かけて通っている。その道のりは渋滞が発生しやすい国道135号線。バス停まで送迎する保護者からは「分教室を切望している」「乗り遅れたら学校に行けないのに、なかなか本人が動かない事がある」「バスが長いと運動不足が気がかり」という声もある。
予定地には中学時代の校舎が残っており、ここに入居している教育委員会は近くに新築する「防災コミュニティセンター」内に移る構想がある。県によると古い校舎を取り壊し、町が県に土地を無償で貸し出す形で、30年度に基本実施設計、31・32年度にかけて建設、33年度の開設を目指す。
分教室は小・中・高合わせて30人ほどの通学を想定している。県内の他の養護学校の「分教室」は既存の高校に併設する形がほとんど。別の建物を新築するのは県内で初という。
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