市内入船町の「イオン秦野ショッピングセンター イオン秦野店(3月1日にジャスコ秦野店から店名変更)」が、3月下旬から全面的な大型改装工事に入ることが、当紙の取材でわかった。市内最大の商業施設のリニューアルは、今年夏の完成を予定している。
同ショッピングセンターは平成7年11月、日本たばこ産業秦野工場跡地に開業した。現在はイオンリテール(株)が直営する「イオン秦野店」と、「イオン秦野店専門店会」に加盟する約100店舗のテナントが営業している。
今回の改装では、直営売場の一新をはじめ、専門店会では店舗の入れ替えを含めた大幅なリニューアルも計画されており、「過去最大スケール」になるという。
改装工事は3月下旬からスタートする。全店休業はせずにエリアごとに段階的に進め、最終的な完成は今年の夏が予定されている。
イオン秦野店の工藤一実店長は、改装を行う理由について「オープンから15年が経過し、時代に合ったショッピングセンターへの転換は必須」と説明。さらに「これまでの期間で、近隣エリアに競合店舗が出店するなどして、狭くなりつつある商圏を再び拡大していきたい」と経営戦略上の狙いについても話した。
改装の具体的な内容について「現段階で詳細は発表できない」としながらも、秦野市に初出店となる新規テナントも複数予定されていると回答。また、かねてから利用者からの要望が多かった「飲食」の強化も図られるという。
工藤店長は「当店では、秦野の商業全体への貢献も大事な役割だと考えている。今回のリニューアルが、市全体の商業の活性化にもつながって欲しい」と話した。また「改装工事中は、ご迷惑を掛けてしまうこともあるが何卒ご容赦いただきたい」とも話した。
同ショッピングセンターは、平成7年に開業。11年に本館の東側に別館を増設した。現在、専門店会を含め約1400人の従業員が勤務している。昨年度の利用者(商品購入者)は約500万人にのぼり、イオン直営店の売り上げは全国約300店の中で、開店以来ベスト5に入り続けている。
イオンリテール(株)と(株)マイカル、イオンマルシェ(株)の合併にともない3月1日から店名を「ジャスコ」から「イオン」に変更した。
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