秦野市が、東日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市消防団に小型動力ポンプ付積載車を寄贈した。今月13日に同市で引渡式が行われ、上野哲男秦野市消防団長が出席した。
気仙沼市では、津波に流されるなどして消防団が使用していた76台の車両のうち、12台が使用不能になった(総務省消防庁調べ)。こうした状況で消防力低下を防ぐため、(財)日本消防協会が、各都道府県消防協会に、同地域に対する消防車両の提供を呼びかけてきた。
気仙沼市消防団が軽自動車を希望していたこともあり、秦野市からは廃車となることが決定していた小型動力ポンプ付積載車(軽自動車)を贈ることになった。今回は初めての提供として、秦野市のほか群馬県高崎市や東京消防庁らも、同積載車や小型動力ポンプなどを引き渡している。
気仙沼市を訪れた上野団長は「秦野市民の安全を守ってきた消防車両が、このような形で再び活躍の場を与えていただき、とても期待しています」と気仙沼市消防団長の武山文英さんに車両を託した。また、現地を視察し「秦野市でも、今までやってきた訓練内容を検証し、地域にあった取り組みをしたい」と話した。
秦野市では今後、廃車が予定されているもう1台の同積載車を、点検・整備後に、宮城県石巻市の消防団に寄贈する。
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