秦野写真連盟の会長に就任した 菊池 孝七さん 堀西在住 65歳
ファインダー通し人をつなぐ
○…会長への推薦に対して「不安にならない人はいないよね」と振り返るものの、表情はどこか楽し気。「人を集めるのが好きなのかも」と自身を評する。「趣味は楽しむもの。共通の趣味を持つ仲間となら更に楽しい」との思いで連盟に参加している。
○…東京都出身。写真を本格的に始めたきっかけは、50歳の時、体力作りにと始めた散歩。散歩中に見つけたものを撮影するうちに「自然を撮る楽しさに目覚めた」と、健康的な白い歯を見せる。中でも惹かれたのが山岳写真と呼ばれるジャンル。仕事を引退した次の日に、スイスへの撮影旅行を予約したほど。今は国内での撮影に加え、毎年1回の海外撮影遠征に出かけている。「旅でも人とのふれあいが好き。出会った人に後で写真を送ってあげることもある」という。良い写真を撮るコツは「あくまでも”趣味”として楽しむこと。山に登っても天気が悪ければ迷わず下山して撮影。まず健康ありき」と満足気にうなずく。
○…写真に加えて家庭菜園という趣味も持つ。毎日畑に通い続けて11年。玉ねぎ、じゃがいも、大根、きゅうり、トマト、オクラ…育てた野菜は、家を訪れた人や友人などにあげることが多い。「自分で食べるより誰かに喜んでもらう方が嬉しい」と胸を張る。家では娘と妻と3人暮らし。「妻も娘も殆ど写真はやらない」とこぼすが、「娘から旅行の際カメラを貸してと言われて」と目じりを下げる。
○…今の撮影目標は「人の心に響く写真」。「秦野・丹沢散歩」というホームページを開設しており「秦野の四季は豊か。自然の”生の姿”を届けたい」と秦野愛を語る。会長としての目標は「秦野の写真仲間、会員を増やす」。同連盟では6月7日から市民ギャラリーで開催される毎年恒例の写真展の準備に追われる。「写真には個性が出る。互いの比較から学び合えることが、仲間で活動する醍醐味」と、説明も熱を帯びた。
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