イオン秦野店の店長に就任した 前田 晃さん 59歳
自然体で高みを目指す
○…7月15日にリニューアルオープンしたイオン秦野店の10代目店長に、9日付で就任した。前任は富士宮店(静岡)の店長。初めて訪れた秦野の印象について「皆さん、とても穏やかですね」、関西特有のイントネーションで語る言葉から温厚な人柄がにじむ。「晴れた日の水無川沿いの風景は素晴らしい。落ち着いたらのんびり市内をめぐってみたいですね」。
○…商人のまち、大阪市の下町に生まれ育った。商科大学で経済と経営を学んだ後、昭和50年に前身のジャスコ(株)に入社。近畿、東海、関東など9府県の店舗に勤務し、初めての地方では方言に苦労することもしばしば。「お客様が商品を指差しながら『これちょ、これちょ(これください)』とおっしゃって。その時は全然意味が分かりませんでした」と苦笑い。これまでに営業、商品管理、総務、業務改革など様々なセクションを経験。「現場」と「後方支援」それぞれを知っていることが「店長」の仕事にプラスになっていると分析する。
○…自宅のある愛知県に愛妻と3人の子ども、2人の孫、愛犬を残しての単身赴任。現在の趣味は読書。忙しい合間をぬって推理小説などを中心に、多いときは1カ月で10冊を読破することも。自炊はほとんどせずに料理といえば電子レンジの”チン”くらい。夕食を買って帰る日も多く「(イオンの)惣菜には詳しいですよ。実際に食べていますし、美味しいですよ」とニコリ。晩酌も好きで、赴任先ではいつも数軒の行きつけの店ができるのだとか。
○…新たなスタートを切り、連日大勢の買い物客でにぎわう売場を目にしながらも、「”新しいお店ができた”というだけではダメ」とキッパリ。「全国のイオンの中でも秦野店をナンバー1にしたい。社内でも『いつか秦野店で働きたい』そう思われるようなお店にしたいですね」。柔和なその眼差しは、さらなる高みを見据えている。
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