東海大学サテライトオフィスで8月24日(水)から28日(日)まで、「Four Leaf Clover展―兄妹 初めての個展―」が開催される。時間は、10時(24日は13時)から17時(28日は16時)まで。入場無料。
自閉症の木所勇人さん(秦野養護学校高等部2年)と妹の恵実里さん(本町小6年)による初めての絵画展。2人がそれぞれ描いた油絵と水彩画が約20点並ぶ。絵のサイズは12号から20号が主で、勇人さんが日光東照宮の三猿を描いた50号の大きな作品も展示される。
もともと絵が好きだったという勇人さんが中学2年生から久保寺こずえ絵画教室(戸川)に入り、小学3年生だった恵実里さんもいっしょに通うように。以来2人は週に1回、同教室の講師・久保寺こずえさんに教わっている。恵実里さんは「楽しい。先生のアドバイスを受けながら描いています」と話す。
2人が好んで描くのは動物の絵。ライオンやペンギン、象、フクロウ、猫などが鮮やかな色彩で描かれる。母の恵子さんとともに題材を選び、風景や車、建物などのモチーフにも挑戦しているのだとか。
恵子さんは2人の絵を見て「できた絵はもとになった写真とは違う色。もののとらえ方やイメージのつくり方は人それぞれなのだ、こんな色になるんだ、という発見があって面白いです」と話す。2人は描き方も対照的で、勇人さんは大きなキャンバスにのびのびと描き、恵実里さんは丁寧に緻密な描き込みをしていくという。
これまで勇人さんは「キラキラっとアートコンクール」優秀作品あたたか賞、恵実里さんは「カナガワビエンナーレ国際児童展」入選など数々のコンクールで受賞している。
作品数が増えてきたため、久保寺さんの勧めで今回の絵画展開催に至った。久保寺さんは「勇人さんはものを確実にとらえる力があり素敵。恵実里さんの絵は細かいので隅々までご覧ください」、恵子さんは「お世話になった方々に見ていただけたらいいなと思っています」と話した。
絵画展についての問合せは、同オフィス【電話】0463(78)5188まで。
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