秦野市と秦野警察署が10月25日、堀川小学校前の県道706号線で自転車運転中の携帯電話等使用者への啓発・警告を行った。これまでも街頭キャンペーン等は行われてきたが、自転車を運転している人を止めて携帯電話等の使用を禁止するのは5月の県道路交通法施行細則一部改正以降初めて。
今年5月1日から県道路交通法施行細則の一部が改正され、自転車運転中の携帯電話使用やイヤホン等を使用して音楽を聴くことが禁止された。違反して警察官の注意に応じなかった場合、5万円以下の罰金に科せられることもある。
今回の啓発・警告は、市内で自転車の絡む交通事故が増加していること、テレビの報道等により自転車運転マナーへの市民の関心が高まっていることなどから実施された。
当日は、午前7時15分から8時15分までの朝の通勤・通学時間帯に合わせて啓発活動を実施。道路を自転車で通行していた120人全員が市職員と警察官に自転車を止められ、声をかけられた。そのうちイヤホンを使用しながらの運転で注意されたのは20人。うち5月の交通法改正を知っていたのが7人、知らなかったのは13人だった。注意喚起のチラシも一人ひとりに手渡された。
秦野市くらし安全課では、「自転車を運転するときは自分が加害者になる可能性も高い。車と同じように注意して乗っていただきたい」と話した。今後も秦野市と秦野警察署とで連携して啓発活動を行っていきたいとしている。
秦野警察署ではこのほか、交通事故につながる違反として、交差点での一時不停止・安全不確認、後方の車に迷惑を及ぼす進路変更、夜間の無灯火、二人乗り、並進、飲酒運転、ピストレーサーと呼ばれるブレーキのない競技用自転車での公道走行などについても注意を呼びかけている。
自転車事故が市内で増加
神奈川県内の人身交通事故は平成23年9月末までで28510件(昨年比2174件減)、うち自転車の絡むものは7098件(昨年比152件減)。秦野市内では439件(昨年比10件減)、うち自転車の絡むものは111件(昨年比21件増)。事故全体は減少しているのに対し、自転車の絡むものは増加している。
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