秦野市消防出初式 「防災都市秦野」へ年頭の誓い
市民に消防への認識と信頼を深め、防火思想を普及する新春の催し「秦野市消防出初式」が今月7日、秦野市総合体育館駐車場で執り行われた。式には市消防職員や消防団員ら593人が参加し、約1400人の市民が見守る中でそれぞれ演技を披露した。
昨年に引き続き、今年も式典と演技の2部構成で行われた。協力団体は秦野鳶工組合と秦野観光和太鼓、(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部、こひつじ保育園幼年消防クラブ、秦野市消防団災害支援隊、秦野市消防災害支援隊。
式典の部では、小松昭一消防長から、昨年の震災を踏まえ、災害に強いまち「防災都市秦野」を目指し、なお一層「安心して暮らせるまちづくり」へ取り組むとの年頭の誓いが成された。また、永年勤続消防団員や、市内で発生した火災に対し協力した市民などへの表彰も行われた。
続く演技の部では、鳶職人たちによる出初式の伝統芸「はしご乗り」や、幼年消防クラブによる鼓笛演奏などが行われ、会場を沸かせた。屋根に上って纏を振りかざし、法被を羽織って昔ながらの「火消し」による消火活動を再現する「古式消防演技」は、今年は市消防団第4・5分団が実演した。恒例の同署による「はしご車からの降下演技」、消防団と自衛消防隊による「一斉放水」が披露されると、会場からは拍手と歓声があがった。
一般の参加者は「消防に関わる人達を身近に感じられるいい機会だった」「市民として頼もしく、誇らしく感じられる」と感想を話した。
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