はだの野鳥の会(八木茂会長)が6月10日に下大槻周辺で行った観察会で、マガモの繁殖が市内で初めて確認された。
マガモは冬鳥で、秦野には1、2月頃に飛来し3月末頃に温かくなると北へと飛び立つ。市内ではここ数年北に帰らずに残る1、2羽のマガモが観察されていたが、繁殖についてはこれまで確認されていなかった。
観察会当日は、マガモのメスが5羽のヒナをつれて、草陰に身を隠しながら注意深く水面を泳ぐ姿が見られたという。また、同じ場所にはヒナを連れたカルガモ2組も観察された。
マガモは子育てに神経質な様子で多くの人に見られると別の場所に移動する可能性もある。八木会長は「このまま成長して、夏を越し冬まで残るのか注目したい」と話している。
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