サイクリストにマナー啓発 ヤビツ峠で初キャンペーン
湘南ベルマーレサイクルロードチーム(山根理史キャプテン)と市交通安全対策協議会(古谷義幸会長)が共催で7月28日(土)、県道70号主要地方道秦野・清川線(ヤビツ峠〜藤棚)で「ヤビツ峠自転車マナーアップ・キャンペーン」を初開催する。
ヤビツ峠は、東京から最も近くにある峠の一つであることから、東京や神奈川のサイクリストの自転車ヒルクライムの練習場所として人気が高い。週末には、1時間で50台から100台ほどが往来しているという。特に、峠から蓑毛地区に下る秦野側は約10%の急勾配で、「一度は頂上まで登ってみたい」とサイクリストにとって聖地とも言われているスポットになっている。
しかし、通行台数が増すにつれてスピードの出しすぎや並走など、一部のサイクリストのマナー違反が目立っていた。
同道路は、東地区の子どもたちの通学路になっており、また、過去には地元住民との接触事故も発生していることから、キャンペーンを行うこととなった。
当日は、湘南ベルマーレサイクルロードチームと同協議会関係者ら約50人が午前8時に集合。その後、4班に分かれ、菜の花台公園駐車場、ヤビツ峠駐車場、藤棚臨時駐車場、緑水庵で啓発品の配布や、「自転車も交通ルールを守ろう」などと書かれた横断幕を持ち、訪れたサイクリストにマナーアップを呼びかける。
キャンペーン実施について、東地区自治会連合会の須山徹会長は「スピードが出すぎている自転車もあり、ずっと悩んでいた。ベルマーレの皆さんと市が対策に乗り出してくれ地元として歓迎したい」と話した。
次回は10月13日(土)を予定。問い合わせは、市くらし安全課【電話】0463・82・9625まで。
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