秦野たばこ史を紹介 南公民館で企画展
南公民館(今泉598)で7月31日(火)まで、はだの史発見展「はだの葉たばこ」が開催されている。時間は午前8時30分から午後5時まで。入場無料。同館と市史資料室が共催している。
たばこ葉の収穫期に合わせ、7月に開催。展示のテーマはかつて日本三大生産地にも数えられた秦野の葉たばこ。当時評判高かった「秦野葉」品種を中心に、1984年に市内耕作が終了するまで秦野の産業の中心を担っていた。今回は収穫、乾燥作業などの作業工程や秦野のたばこ畑の写真24点とその説明が展示されている。
また、南地区の「秦野たばこの乾燥室」の調査報告も展示されている。これは昨年行われた神奈川県の近代化遺産調査の報告書が今年4月にまとめられたことを受けたもの。市内に数多く残る乾燥室の中でも特に保存状態が良いと言われる南地区の乾燥室を、写真とともに解説している。
県から今回の調査依頼を受けた、日本民俗建築学会の会員で西大竹在住の高橋隆博さんは「秦野にとって乾燥室は当たり前にあるものという感覚が強い。だからこそ、その価値や詳細を知らない人も多くいます」と話す。同館は「秦野を知る上でたばこは欠かせないもの。この機会に是非たばこ産業のことを知ってほしい」と呼び掛けている。
問合せは同館【電話】0463・81・3001
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