秦野商工会議所内はだのブランド推進協議会(岸司朗会長)が進めている、統一的な新ブランド「みっけもん秦野」の第1回認証品が9月4日、発表された。事前に応募されたなかから審査を経て、食品、工芸品など商品7点が認証品に選ばれた。
「みっけもん秦野」は、同協議会が立ち上げた新ブランドの名称だ。
現在市内では、農業や商業、観光の各分野で独自ブランドが展開されている。同協議会では、それらの取組みを活かしながら統一的なブランドとして認証し、全国に向けPRする事で秦野のイメージアップや地域活性化につなげたい考えだ。
第1回の認証審査には、17社から22品の応募が寄せられた。応募の内訳は菓子が最多で9品、その他に麺類、飲料、工芸品、花などがあった。
審査基準は「秦野生まれ」「秦野育ち」「秦野発」のいずれかに該当すること。また商品の独自性や希少性、また安定的な生産やマーケティング戦略といった市場性・将来性についても判断基準とされた。
審査会には、商工会議所や農協、市、大学教授、フードコーディネーター、市民などが審査員として参加した。会場では、「独自の製法で差別化ができる」「ターゲットが限定的で、はだのブランドとしての適正は低い」など意見を交わしながら、基準に合わせて5段階で評価。最終的に、うどん、ドーナツ、落花生など7点を認証品に決定した。
同協議会では、「秦野の魅力ある商品を通じて、秦野の魅力を市民だけでなく、市外の人にも発信していきます。はだのブランドを通じて、地域経済が活性化することを期待します」と話した。
第1回認証品は、秦野たばこ祭会場でPRと販売が行われる。会場は市役所本庁舎駐車場で、時間は9月22日(土)正午から午後6時、23日(日)午前10時から午後6時の予定。
第1回ブランド認証品(事業者)は下記の通り。黒若秦野うどん(花園)、招福達磨凧((株)クラフトおじさん企画)、はだのドーナツ(秦野菓子組合)、おいしい秦野の水―丹沢の雫―(市水道局)、秦野特産丹沢銘茶霧がかり(わさびや茶園)、秦野特産丹沢銘茶こもかけ(同)、冷凍ゆで落花生「うでピー」(秦野市農協)
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