民政会無所属クラブ 「副市長1人制を求める」 22日に議提議案を提出
秦野市議会会派の民政会と無所属クラブの議員が、秦野市副市長定数条例を改正する議提議案を、3月議会の最終日にあたる明日22日に提出することが明らかになった。この議提議案では、行財政改革を推進するため、副市長を1人制とするよう条例を改正することを求めている。議案は22日本会議で審議される。
秦野市では、トップマネジメント強化の推進を目的に、2008年4月から副市長を2人制としている。こうした状況に対し昨年12月議会で、民政会と新政クラブの議員を中心に、部の統合や副市長のあり方、組織体制の見直しを求める「簡素で効率的な組織執行体制の実現を求める決議」を提出、議会で可決された。提案者の議員の1人は「決議が可決されて以降も、秦野市から組織の見直しなどに向けた動きが見られていないのが現状だ。議会の決議を重く受け止めていないとも感じる」と話す。また「今の市民感覚からすれば、本当に2人も副市長が必要なのか疑問符が付く。全国植樹祭も終わり、またクリーンセンターが完成し、大型の事業も一段落した今、見直すべきなのでは」と指摘する。
この議提議案が可決されれば今年4月から施行される。議会内では「(副市長は)2人ともに議会が同意している。任期という節目で考えればよいのでは」と指摘する議員もいる。
可決された場合、市長には審議をやり直す「再議権」がある。再議の場合、議案の可決には3分の2以上の賛成が必要となる。
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