はだのブランド「みっけもん秦野」 新たに６品を認証 樹齢１００年超の桧材も
第２回目の認証品
秦野ならではの商品やサービス等を通して、全国に「秦野」の魅力を発信しようという、はだのブランド「みっけもん秦野」の第２回目認証品６品が決定した。８月の審査会を通過した菓子、茶、樹齢１００年を超える桧（ひのき）を使ったフローリング材などが選ばれた。
はだのブランド推進協議会（秦野商工会議所内）が進めている「みっけもん秦野」は２０１２年９月、第１回目の７品を認証してスタートした。
同事業では、認証の要件を「秦野生まれ」「秦野育ち」「秦野発」として、市内で生産・加工された商品のほか、実践しているサービスやその提供者、さらに地域文化や自然景観なども対象としているのが特徴だ。
６月に行った第２回目の申請受付には、菓子や食品に加えて、サービス、音楽など幅広いジャンルの16件の応募が寄せられた。
審査会は８月６日に開かれ、商工会議所や農協、市、フードコーディネーター、市民らが審査員として参加。理念・姿勢（秦野の地域活性化や商品についての想い）や独自性、市場性などを基準に評価した。審査会を通過した６商品について、８月28日に同協議会で検討し認証が決まった。
同協議会では、「全体として、理念・姿勢では高い評価のものが多かったが、独自性やパッケージデザインなどの評価が低く否認証となったものもあった」としている。
今回新たに認証されたもののひとつ「秦野市産１００年桧 無垢フローリング」の事業者、諸戸林業株式会社（秦野市寺山）の中野敦之執行役員は、「生産している桧が『秦野産』と認知される機会を考えていた。ブランド事業を通じて、広く知ってもらうきっかけになれば」と申請理由について話した。
同協議会では、「秦野を代表する商品として認証品を選定した認証品を通じて全国に発信し、秦野のイメージ向上、地域経済が活性化していくことを期待している」と話した。
第２回認証品と事業者は次の通り。「秦野名物火おこし」芳甘菓豆芳、「はだのドーナツ 柚子味」秦野菓子組合、「丹沢遠山茶 高級煎茶」高梨茶園、「秦野ゼリーフルーティープリンス」アンドリアン、「秦野市産１００年桧 無垢フローリング」諸戸林業、「丹沢ゴッド・オブ・マウンテン」わさびや茶園。
「みっけもん秦野」の認証品13品は、９月28日（土）、29日（日）の秦野たばこ祭会場（本町小学校グラウンド）で展示販売される予定。
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