はだのクリーンセンター 花壇を地域交流の場に 園児がひまわりの種植え
はだのクリーンセンター(秦野市曽屋4624)の花壇に5月12日、すえひろこども園(飯尾ひとみ園長)の年長組80人がひまわりの種蒔きを行った。同施設が一般に花壇を開放するのは、今回が初めての試み。
花壇の大きさは5m×15m、同施設の北側に設置されている。昨年1月末に竣工、本格稼働を開始した同施設には当初から花壇が設置されていたが、これまでは職員らが手入れを行っていた。今回、花壇に植えていた花の入れ替え時期にあたり、同施設の「地元に親しまれる施設」づくりの一環として、地域交流を図り、環境教育の場を作ろうと、近隣のすえひろこども園の園児に花を植えてもらうことにしたという。
当日は園児80人が参加。子どもたちは受け取ったひまわりの種を大事そうに握りしめ、クラスごとに一列に並んで3種類のひまわりの種700個を土に植えた。種植えを終えた園児からは「夏に花が咲くのが楽しみ」「早く芽が出るのが見たい」という声も聞かれた。
飯尾園長は「クリーンセンターがどんな役割を持っているのかを覚えてもらいながら、自分たちの植えた植物の成長を楽しんでほしいです」と話す。今後は同施設の職員が水遣りなどの管理を行うほか、花が咲くまで園児らによる観察会も実施する予定だ。
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