給付金申請書 発送始まる 市、コールセンターを開設
秦野市は7月8日(火)、臨時福祉給付金ならびに子育て世帯臨時特例給付金の申請書が同封された各封筒を、対象となると思われる人へ送付を開始する。申請の受け付けは7月9日(水)から(申請・受給方法により異なる)。
これらの臨時給付金は、今年4月から消費税率が8%に引き上げられたことによる低所得者への負担の軽減と、子育て世代への影響の緩和と消費の下支えを図ることを目的に、厚生労働省が臨時的措置として行うもの。受給できるのはどちらか一方で、両給付金ともに1回限り。秦野市は臨時給付金担当を設け、7月1日からは臨時給付金コールセンターを開設し対応にあたっている。
臨時福祉給付金の支給対象者は、2014年1月1日時点で秦野市の住民基本台帳に記載されており、かつ2014年分の市民税が課税されないことが条件。ただし扶養者が課税されている場合や生活保護受給者は対象外。支給額は対象者1人につき1万円。老齢基礎年金などの受給者は5千円が加算される。
子育て世帯臨時特例給付金の支給対象者は、以下の2つの要件を満たす人。【1】2014年1月分の児童手当(特例給付を含む)を受給している、【2】2013年の所得が児童手当の所得制限限度額未満である。対象児童は支給対象者の2014年1月分の児童手当の対象となっている子どもで、児童1人につき1万円が支給される。
秦野市で対象となると想定される人は、臨時福祉給付金が約2万9千人、子育て世帯臨時特例給付金が約1万7千人。
臨時福祉給付金はピンク色の封筒、子育て世帯臨時特例給付金は水色の封筒で、7月8日から送付を開始する。それぞれの封筒の中には「通知書」、「申請書」、「記入例」、「留意事項」の用紙と返信用封筒が入っている。
市臨時給付金担当では申請封筒が届き次第、順次事務処理を行う予定。申請者が支給要件を満たしていることを確認した後、申請からおよそ1カ月後、基本的に口座振込によって給付が行われる(口座を持っていない人に限り窓口での受け取りが可能)。
申請期間は申請方法および受給方法によって異なる。申請書を郵送する人(振込)は7月9日(水)から、窓口に直接提出する人(振込)は8月1日(金)から。郵送・窓口どちらの場合も窓口で現金の受け取りを希望する人は9月1日(月)から受け付けが開始される。いずれも12月22日(月)まで(消印有効)。
問い合わせは秦野市臨時給付金コールセンター【電話】0463・86・9101(月〜金・午前8時30分〜午後5時15分※祝日を除く)へ。
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