渋沢スポ少バスケット部 創部36年でつかんだ関東 初出場に闘志燃やす
神奈川県内の各地で6月15日から7月5日に開催された「第33回関東ブロックスポーツ少年団ミニバスケットボール競技会」の県予選で、渋沢スポーツ少年団バスケット部女子チーム(萩原大義監督・13人)が準優勝し、関東大会への出場を決めた。関東出場は、1978年の創部以来、初の快挙だ。
県内のスポーツ少年団に加盟する女子バスケット部29チームで競われた県予選。4ブロックに分かれ予選トーナメントを行い、各ブロックの勝者4チームが決勝リーグで対戦。上位2チームに関東大会への出場権が与えられた。
今までの戦績からシード権を獲得していた渋沢は、予選トーナメント2回戦から登場。初戦で北相地区の杉久保と対戦し、50対21で快勝。続く3回戦で横須賀地区の剣崎を42対33で下し、順当に決勝リーグへ駒を進めた。
決勝リーグは、渋沢を含め全チームがシードからの勝ち上がりだった。いずれ劣らぬ強敵との対戦で渋沢の武器となったのが、この大会に向けて何度も練習を重ねたフォーメーションだった。コート上で集中力を切らすことなく5人の選手全員が連動。攻守にわたり相手チームに圧力をかけ続けた。その結果、湘南地区の明治を35対30、横浜地区の矢部アローズを31対21でねじ伏せ、1試合を残した状態で関東大会への出場権を得た。
メンバーチェンジを経て迎えた最終戦。全国大会常連チームの柿生(川崎地区)に敗れたものの、創部から36年を経て初めてつかみ取った関東に、メンバーはコート上を飛び跳ねて嬉しさを表した。キャプテンの竹本ほなみさん(渋沢小6年)は、「初めての関東出場を嬉しく思います。強豪揃いですが、最後まで諦めない気持ちを持って臨みたいと思います」と闘志を燃やす。
関東大会は、1都7県の代表9チームが出場し、明日7月25日(金)から27日(日)に秩父宮記念体育館(藤沢市)で開催される。
渋沢スポーツ少年団バスケット部には現在、渋沢小学校と西小学校に通う1年から6年までの男女25人が所属。子どもたちが描き続けた関東という夢が実現したことに対し萩原監督は、「フォーメーションの強化が功を奏した。関東でも実力を発揮してほしい」と選手の成長に期待を寄せた。
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