秦野市南地区のボランティア団体「秦野一八会(岡田晃会長・14人)」がこのほど、設立10周年を記念して手作りのナノ水力発電機を製作、9月6日に設置場所の千村生き物の里(日立ITエコ実験村・谷光清村長)で稼動式を行った。
当日は、一八会メンバーの他、関係者や来賓あわせ約30人が出席。同発電機に蓄えた電力を使用したマイクを片手に岡田会長は、「今日の日を迎えられて本当に嬉しい。様々な人に見てもらいたい」とあいさつした。
製作者は、同会メンバーの大森哲男さん(66)。会社員時代は技術者として回路設計等に携わっていたため、当時の知識を用いて同発電機を製作した。
ナノ水力発電機は、八重桜が有名は千村にちなみ、「さくら1号」と命名。同里の湧水を利用して発電する。発電した電力はバッテリーに蓄えられ、同里で使用している電子機器への電力供給や、災害時の緊急電源として使用する。また、同里を訪れる地域の子どもたちが水力発電の仕組みを学ぶための教材としても利用される予定。
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