秦野市戸川の神奈川県立山岳スポーツセンターで5月14日、県立平塚盲学校クライミング部の生徒らが、高さ15mの屋外クライミングウォールに挑戦した。
障害者にスポーツの機会を提供しようと(公財)県公園協会と同センターが開催しているもので、今回で4回目。
この壁は同校体育館で部員らが練習に使っているものの約2倍の高さ。生徒たちは県山岳指導員や保護者らの声を頼りに、ホールドやインナー(へこみ)を探して身軽に登っていった。参加した亥埜(いの)友理さん(13)は体験後、「インナーが難しいけど高くて登りがいがある。降りる時に気持ちが良い」と明るく話していた。
日頃、同部のサポートにあたっている団体「グランペ」の笹川香穂さん(42)によると、クライミングは視覚障害者が思い切って身体を動かすことのできるスポーツで、ゴールが分かりやすく、達成感も得やすいという。
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