秦野市は老朽化に伴う車両更新として、消防署本署の救助工作車1台と消防団の多機能型小型動力ポンプ付積載車2台を購入する。今回導入される救助工作車は県下でも初めて配置される車両で、より装備が充実したものとなっている。
消防車両の購入については秦野市議会6月定例会で可決され、救助工作車(II型)は1億3122万円、多機能型小型動力ポンプ付積載車(2台分)は2315万5200円が購入費として計上されている。
消防署本署に配置される救助工作車は、車体が全長約8・3m、全幅2・4m、全高3・5mのシングルワイドキャブハイルーフ型。大型LED照明装置と3段ブーム式移動式クレーン、空気式発射装置などが装備されている。消防本部警防対策課によると、救助隊が使用する同車両は、従来のものよりも広くなっており、署員が車内で救助用の装備を着用することが可能だという。「従来は装備を着用してからの出動となっていたので、今回の導入で初動対応がより早くなるのでは」と期待を寄せる。同車両の導入は県下に先駆けてとなり、運用開始は来年2月頃の予定だ。
一方、消防団第1分団第5部(寿町)と第5分団第2部(南矢名)に配置される車両は、消火活動のみを行う従来の消防ポンプ自動車に代わり、大規模災害にも対応できる救助活動用資機材を備えた多機能型小型動力ポンプ付積載車となっている。主な装備はエンジンカッターやチェーンソー、可搬式ウインチなどで、12月頃に配置される予定。
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