東日本大震災で被害を受けた福島県南相馬市の子どもたちを迎え、秦野市を中心とした子どもたちとの交流会「2016夏保養」が8月9日と10日に表丹沢野外活動センターで行われた。主催は、秦野市の有志で結成した未来kids project(原あずさ代表)。
同グループは、被災地支援とともに両市の交流の場を作ろうと、南相馬市から親子を招いてフットサル教室や講演会などを開催してきた。
今回は、未だ外で思い切り遊ぶことができない被災地の子どもたちのため、パン食い競争やカブトムシ捕り、花火などを企画。南相馬市の子ども7人と保護者、秦野市近隣の親子やスタッフの総勢約160人が交流を深めた。
南相馬市の子どもは「たくさん遊ぶことができて嬉しい」と笑顔。前日には海水浴も行き、小学2年の男児は「海ってしょっぱいね」と久しぶりの感覚に驚いていた。保護者からは「いずれは秦野の皆さんを私たちの町に呼んで恩返しがしたい」という声も聞かれた。
主催者は「楽しい思い出を通して、お互いに支え合う関係を築けたら」と話した。
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