秦野市議会第3回定例会が9月5日に開会した。市は、総額5億9633万円の一般会計補正予算案や、はだのクリーンセンターの余熱を利用した施設「名水はだの富士見の湯」の管理等に関する条例制定、秦野駅北口のペデストリアンデッキ設置工事の請負契約締結など14議案を提出した。
補正予算案では、利用者数が年度当初の見通しを大幅に上回っている「ふるさと寄付金」について、寄付金の増に伴う基金積立金を1億8000万円増額、寄付者への特産品にかかる経費の増額等に9662万円を計上する。
「障害者地域生活拠点支援センター」設置等への補助(3600万円)は、市内の障害者団体や事業所等による(一社)秦野市障害者地域生活支援推進機構が本町2丁目に建設する施設に対するもの。同施設は2017年2月着工、同10月完成を予定している。
低所得者向けの結婚に伴う新生活支援のための補助は、国の補助金を活用した新制度。世帯所得300万円以下の世帯(50歳まで)を対象に、転居費用や賃貸借費用等に対して18万円を上限に支給する。来年3月までの想定75世帯分を計上する(1350万円)。
他の主な事業費は、▽2017年9月に名古木地区に開園予定の認可保育所への補助(1億9359万円)▽「平成28年熊本地震」の被災自治体に提供した物品の補充、被災地で必要とされていた避難所用テントと避難所用アルミマットの購入(1167万円)。
秦野駅北口ペデを延伸
秦野駅北口のペデストリアンデッキ設置工事の請負契約締結についての議案も提出された(契約金額4億7196万円)。
市の資料によると、新設されるペデストリアンデッキは長さ51・7m(うちエスカレーター分24・2m)、幅員5・5m。
小田急線秦野駅改札の北側にある既存のものとつながり、現在建替え工事が進む大秦ハイツマンション(仮称)3階部分の前を通り、同マンションとも出入りできる設計。その先の農協ビル前側に上りエスカレーターが設置される。工期は本契約成立日から2017年11月30日まで。
「名水はだの富士見の湯」
「はだのクリーンセンター」(曽屋4624)前に設置される施設「名水はだの富士見の湯」の使用料その他の運営等について定める条例制定も審議される。
市議会第3回定例会の会期は、10月5日(水)までを予定している。
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|