東海大学前駅から平塚市の真田地区へと通る道路の「東海大学前駅入口」交差点角にある建物の解体工事が始まった。今年度中に解体工事を行い、更地にしたあと、2017年度から道路整備が開始される予定だ。
この道路整備は、平塚市の真田特定土地区画整理事業(「真田特定土地区画整理組合」施行)の中で都市計画道路として進められている。真田地区側の道路については幅員16mの道路がすでに完成しているが、秦野市と接する「東海大学前駅入口」交差点付近のみ未整備だった。
このほど、同土地の換地が決まったことを受け、12月中旬から建物の解体作業を実施。同土地については今年度中に更地にする予定だという。2017年度からは、両側に歩道を備えた道路の整備に着手する見込みで、完了時期やスケジュールについては今後、施行者である同組合内で検討を進める。
東海大学前駅から「東海大学前駅入口」交差点に向かう道は、現在、直進と右折が同一レーンになっており、東海大学生の横断や対向車の直進などで、特に朝夕は恒常的に渋滞が発生していた。地元商店会や自治会でも秦野市などに右折専用レーンや歩車分離式信号機の設置など、渋滞解消に向け要望を行っていたが、歩行者の滞留場所がないといった理由などから、実現には至らなかった。今後、道路が整備されることで、渋滞解消に光明が見えてきたといい「道路開通で、一気に問題が解決するかもしれない」と地元商店会では期待を寄せている。
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