秦野市立北小学校(杉崎均校長)の6年生の教室で3月23日、市森林づくり課職員と諸星建築や久保寺工務店の棟梁らが、学習机の天板を秦野産ヒノキの無垢材に取り換える作業を行った。秦野産木材の活用促進と児童の森林環境教育の一環として市が行っている取り組みで、これまでに上小学校の全校児童の学習机でも実施されている。
今回は、湘央建設組合秦野西支部長で秦野西建築組合長でもある諸星建築の諸星文男さんらが市から依頼を受け、天板を手作りした。表面は滑らかで、ヒノキの香りが漂い、天板の裏には持ち上げやすいように窪みが彫り込まれている。
諸星さんらは無垢の天板を教室に運び、電動式ドライバーで120人分の机に一つ一つ取り付けていった。児童は机を持ち上げて「軽い!」「運びやすい」と話し、椅子に座って試しに使いながら「つるつるしてる」と感動。「これが秦野の木の匂いか〜」としみじみと話す児童もいた。
来年度は東小学校で実施予定だという。
![]() 机の使い心地を確かめる新6年生
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