秦野市で環境保全活動を行っているNPO法人四十八瀬川自然村(小野均代表)が3月30日、市環境資源センターを訪れ木製コンポスト20基を寄贈した。
コンポストとは、生ごみや落ち葉などを容器に集め微生物による分解で堆肥に変える道具のこと。
同法人では間伐材の有効利用を目的に、昨年度から木製コンポストの製作に取り組んできた。いずれは収益源として販売も行い、活動資金に充てたいとしている。
2月には5回に渡りボランティアで集まったのべ30人の参加者と、秦野産間伐材でコンポスト作りを実施。完成品20基を同センターに寄贈した。
市では、非電気式で自作ができる点や環境に優しい点から以前より木製コンポストの普及啓発を行っており、今回の寄贈に感謝状を贈呈した。今後、それらのコンポストは希望する市民に譲渡し、においが出ないかなど1年間のモニター調査を行う予定。担当職員は「実際に使って頂き、不具合が無いかのチェックとこれまでPRしていなかったメリットの発見ができればと思っている」と話した。
小野代表は「資源として活かせるものを使い、生ごみ減量に協力できればと思い寄贈を申し出た。ぜひ活用してもらいたい」と話した。
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