秦野市議会は定例会休会中の議場について、多目的利用が出来るよう基本方針を決定した。7月29日(土)には初の多目的利用となる「議場で映画上映と未来対話〜みんなでまちの未来を描くフューチャーセッション」が開催される。
秦野市議会はこれまで「市民に開かれた議会」「市民に親しまれる議会」を実現するため、様々な取り組みを行ってきた。その一環として昨年9月定例会からは議場に150インチ大型スクリーンを導入。傍聴者もわかりやすいよう一般質問などで利用している。
こうした資機材を有効活用すると共に、もっと何かできないかと検討していた際、議会運営委員会が視察した大阪府大東市で議場の多目的利用を実施しており、秦野市でも取り入れることにしたという。
同委員会で6月6日、「秦野市議会議場の多目的利用に係る基本方針」を決定。議員有志が主体となって行う企画について、会期中を除き議場の多目的利用を認めることにした。同方針に基づき企画元の議員が申請、議会運営委員会で協議の上、議長が許可をする。こうした取り組みは全国的にも例は少ないという。
7月29日には多目的利用の第1弾として、八尋伸二議員が企画元となる映画上映&未来対話を実施する。はじめに商店街の活性化をテーマにした映画『商店街な人』を鑑賞。続いて同映画を制作したNPO法人ワップフィルムのサポートにより、「誰かに伝えたくなる街」を題材に秦野の未来について地元の事業所や商店主らが語り合う未来対話が行われる。時間は午後1時から4時30分まで。
当日は先着順で、一般市民も議場の傍聴席から見学が可能(参加無料)。八尋議員は「地域の人が考えるまちづくりのきっかけになれば」と話している。
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