意見広告・議会報告
新しい風で秦野を変える! 意見広告 行政経験生かし「ふるさと秦野づくり」 高橋まさかず
首都圏近郊にあり、初心者から上級者までが登山を楽しめる丹沢山塊のすそ野に広がる秦野は、私にとって自慢のふるさとであり、魅力と可能性にあふれています。このふるさとを次の世代に責任をもって引き継がなければなりません。国全体が本格的な人口減少社会となる中で、これまでの「人口増加を前提としたまちづくり」は大きく変化せざるを得ません。超高齢社会が急速に進む中、地域の皆さんが世代や分野を超えてつながり、共に生きる社会を構築していくことは、今や待ったなしです。今こそ、ふるさとを思う確固たる信念と理念の下で、新たな時代を展望した「持続可能なまちづくり」に取り組む意識改革が必要です。
私は秦野市役所に38年間在職し、環境産業部、財務部、福祉部の各部長を務め、行政の現場を多岐にわたって経験し、「ふるさと秦野づくり」に携わってまいりました。今、秦野市は、人口16万6千人を擁する、県央西部において存在感のある都市に成長しましたが、本格的な「人口減少・超高齢社会」を迎え、本市も様々な変革が必要になってまいりました。
特に急激に進む少子化への対応として、地域医療の中心的役割を担う秦野赤十字病院の分娩業務の再開は、喫緊の課題です。また、医療と福祉政策、とりわけ超高齢社会への対応は、急がなければなりません。「新東名と246バイパスを生かしたまちづくり」も早急に取り組むべき課題のひとつです。この2つの道路は秦野の骨格をなす新たな生活インフラです。産業、経済、観光といった様々な分野でこれを活かす絶好の機会です。
さらに市民生活のより安心・安全をめざして「健康・福祉・子育て」「教育・文化・スポーツ」「環境・防災(減災)」「にぎわい・活力」を4つの柱とした事業を再構築すべきと考えます。
市役所の役割は、市民が期待する政策を、様々な制約があっても、糸を解きほぐすように検討を積み重ね、具体化させ、市民の豊かな生活を実現させることだと考えています。そして政治の役割は、市役所という組織の持つ能力を職員が最大限に発揮できる環境を整え、子や孫、さらにはもっと先までを見据えた、明るい将来像を市民の皆さまに示すことであると考えております。
「新しい風で秦野を変える!」。限られた経営資源を最大限活用し、市民にとって最善のサービスを提供していくという、行政を知り尽くした私ならではの発想で、新しい秦野の創造に取り組んでまいります。
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