横浜地区:有老
横浜・川崎・小田原・平塚等 神奈川県周辺の介護・老人ホーム・高齢者施設特集
親のために、自分のためにー。
安心して過ごせる
高齢者の住まい
9月の介護施設のご紹介は終了しました。
次回2月末にご紹介予定!!
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老人ホーム・介護施設の主な種類
老人ホームや介護施設を大別すると、「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者住宅」などの民間型の施設と、「介護保険施設」と呼ばれる公共型の施設に分けられる。
有料老人ホームは、「介護付」「住宅型」「健康型」の3種類がある。介護付き―は、施設スタッフが、食事などの生活支援と入浴などの身体介助サービスを提供。住宅型―は生活支援が中心で、介護が必用になった時は、訪問介護や通所介護といった外部の介護サービスを利用する。健康型―は、自立状態の高齢者が対象。介護が必用となった場合には退去が必用となる。
サ高住は、見守りと生活相談サービスを提供するバリアフリーの賃貸住宅。指定を受けている施設なら、スタッフから介護サービスや生活支援が受けられる。
一方、介護保険施設は
「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」の3種類。特養は常時介護が必要な、要介護度3以上の高齢者が入居する施設。老健は、退院後すぐの在宅生活が難しい要介護1以上の高齢者が入居し、療養病床は、医療の必要な要介護高齢者のための長期療養施設だ。
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認知症の知識と現状
高齢者住宅を選び始める理由として多いのが、「親が認知症になって困った」「自分が認知症になることが不安」など。判断がつく今のうちに、認知症の知識と現状を知っておくことは老後に備える上でも重要だろう。
認知症とは、加齢による一時的な物忘れとは違い、「ついさっきの事」でも全く思い出せず、本人に物忘れの自覚がないために日常生活に支障をきたす症状だ。厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は15%程度とされ、認知症の予備軍といわれる「軽度認知障害」の患者数を含めると、2025年には65歳以上の3人に1人が認知症に関する症状が表れるとみられている。
認知症は進行性の病気だ。症状が進むと、物忘れなどの症状だけに留まらず、周囲への暴言や暴力、失禁、徘徊、行方不明などの問題に発展しやすく、在宅介護が難しくなる要因となる。各地域でも、病院やボランティア団体、行政などで、検査やカウンセリング、問題解決に向けた相談などをするとともに、状況に応じて「高齢者施設へ入居させる」ことも家族の選択肢の一つであるだろう。
夏に気をつける熱中症対策を三浦市未病センターの
長惠(ちょう めぐみ)さんにお話を伺いました
水分補給と避暑が肝要
近年増加している熱中症による救急搬送。消防庁のまとめによると、そのおよそ半数が65歳以上の高齢者という統計が出ています。最悪の場合、命を落とすこともあるため、決して軽視してはいけません。
熱中症対策の1つ目は、水分補給です。高齢者は加齢によりのどの渇きに鈍くなるため、渇いたと感じていなくても1日1・2リットルを目安にこまめに水分を取りましょう。ここで大切なのは、塩分も適度に摂取すること。スポーツドリンクや0・1%の食塩水にレモン汁を加えると爽やかに飲めます。「トイレが面倒」と水分を我慢してはいけません。氷などで口を湿らすのも有効ですので、積極的な補給を心がけてください。
2つ目は、涼しい場所で暑さを避けること。外出時はなるべく炎天下を避け、室内ではエアコンや扇風機を上手に使い、温度と湿度調節をします。
意外と知られていませんが、熱中症は
夜間にも発生するため注意が必要です。身体が冷えすぎてエアコンが苦手という方は風向きを調整したり、市販されている冷却効果のある寝具を使うのもおすすめです。睡眠不足は発症のリスクを高めるので、しっかり眠りましょう。 また、よく質問があるのが、食事についてです。
暑さで食欲が落ち、冷たいものやのど越しの良いものを選んでしまいがち。
量より質を重視し、1日3食食べてください。
体力源となるたんぱく質は
肉・魚・卵・大豆製品など、エネルギー代謝や疲労回復に効果的なビタミンB1は豚肉・うなぎ・レバー・ごまなどに多く含まれています。暑さに対する抵抗力を高める働きがあるビタミンCは野菜や果物から取ります。少量でも良いので様々なおかずを食べることで、正しい栄養バランスを取って暑さに負けないようにしましょう。
万が一、めまいやだるさ、頭痛、吐き気などを感じた場合は熱中症を疑い、すぐに涼しい場所へ避難し、身体を冷やして衣類を緩めて休んでください。重症の場合は救急車を呼び、医療機関で適切な処置を受けます。
熱中症はちょっとした意識や工夫で防ぐことができます。日ごろの健康管理で元気に夏を乗り切りましょう。
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介護の現場で悩んだら
「仕事に疲れた」「もっとスキルを伸ばしたい」・・・。介護従事者の悩みを解消するため、神奈川県介護福祉士会(横浜市中区)が『介護職110番』を開設している。
約1000人の介護福祉士で構成する団体では15年ほど前、電話で相談を聞く介護職110番のサービスを開始。「働く人が相談できるところがなかったので何とかしたかった。現状でも、全国的には珍しいサービスだと思います」(介護福祉士会)。相談は介護に携わる人であれば、施設勤務、在宅ヘルパーなど誰でも可。問い合わせで最も多いのは、「仕事が続けられそうにない」。社内ではなかなか打ち明けることのできない職場の人間関係の悩みを、経験豊かな福祉士会会員がじっくりと聞いてくれる。相談者は県内に限らず、北海道から九州まで幅広いエリアから寄せられている。
■介護職110番(電話マーク)045・222・6675(平日午前9時〜午後5時)
また、自宅で介護する人にとって気軽に悩みを聞いてもらえる場所が、
「地域包括支援センター」だ。 国の方針により、65歳以上の人口3000〜6000人に1カ所の割合で各地域で整備が進んでいる。支援センターには主任ケアマネージャー、社会福祉士、保健師が在籍。介護保険の申請代行や施設紹介など、専門家がチームを組んで高齢者 をサポートする。1人で悩みこんでいませんか?
家庭で悩んでいる人、介護の疑問がある人は最寄りの地域包括支援センターへ。
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介護福祉士として活動する女優 北原佐和子さんにお話を伺いました
親のために、自分のためにー。
安心して過ごせる高齢者の住まい
80年代にトップアイドルとして活躍した北原佐和子さんは、女優業と介護士の二足のわらじをはき、異なる二つの現場で奔走している。40代で介護の道に入り、入居者と心の交流を続ける彼女の今に迫った。
16歳で芸能界入りし、トップアイドルとして歌手活動にまい進した。アイドルとしての絶頂期が過ぎた21歳で女優に転身。映画や舞台に活躍の幅を広げる一方、仕事が途切れると不安になった。女優業の糧になればと、舞踊や三味線などにも挑戦したが心は満たされない。自分探しに長い年月を要した。
大雨の日の出会いが
福祉を志すきっかけ
そんな中で、ふと思い出したのが、20代で経験したある出来事。大雨の中、車の運転席で友人を待っていると、手足の不自由な男性が車の横を通り抜けた。手には傘を持っていたが、うまく握れず、全身はずぶ濡れ。タクシーを見つけられず立ちすくんでいた。その時重なったのが、子どもの頃、目にした、駅での光景。券売機の前で戸惑っていた高齢者に、声を掛ける勇気が無く傍観してしまったことがすごく後ろめたかった。また同じことを繰り返すのか。自分に苛立ち、思わず「乗ってください」と声を掛けた。あの日の自分を思い出し、「女優以外にもできることがある」と感じたのが福祉を志したきっかけだ。41歳だった2005年にホームヘルパー2級の資格を取得。施設に片っ端から電話し、女優業を続けながら、介護士として働かせてくれる施設を探した。「シフトが組めない」と断られ続けたが、30社以上にアプローチし、働き口を探し当てた。
ケアマネの資格取得
施設見学を呼びかけ
初めての介護の現場は戸惑いの連続だった。奇声をあげるお年寄りを前に足もすくんだ。それでも、入居者と接するに連れ、それぞれの行動には、意味があることに気付く。「みんな、自分の方法で気持ちを伝えようとしていただけ。一人ひとりを理解したら、愛おしくなりました」。14年に介護福祉士、昨年16年に念願のケアマネジャーの資格も取得した。介護に悩む人には「色々な施設を見学してほしい」と呼びかける。「プロの対応を目にすれば、きっと様々なヒントが得られる」と説明する。
女優業と介護は似ているが持論。
「どちらも根気よく続けることが大切。醍醐味は思いが通じた時。心の中で『やったー』と叫んでいます」と笑った。
女優・介護士
北原 佐和子さん
1964年、埼玉県出身。高校在学中「ミス・ヤングジャンプ」に選ばれ、芸能界入り。トップアイドルとして活躍後、女優に転身。映画、ドラマ、舞台に多数出演する。2005年にホームヘルパー2級、2014年に介護福祉士、2016年にケアマネジャーの資格を取得。著書に「女優が実践した介護が変わる魔法の声かけ」(飛鳥新社)。