顔の見える地域目指して 荏田西地区社協 ボランティアセンター「まいーか」開設
荏田西地区社会福祉協議会(奥谷敏彦会長)が今月2日、ハーモス荏田に地区ボランティアセンター「まいーか」(葉石真澄センター長)を開設した。同地域にとって、住民同士の”つながりの場”となることが期待される。
「まいーか」は横浜市の地域福祉を推進する事業の一環として開設された。ボランティア活動をする人と受け手をつなげるコーディネートの役割を担う。
横浜市内には各区の社会福祉協議会が運営するボランティアセンターが整備されている。「まいーか」は地区社会福祉協議会が運営する区内初のボランティアセンターとなり、より身近な地域福祉のモデル事業として注目される。
サービス内容はボランティアコーディネートのほか、手芸講習会などの開催、会議や会合の貸しスペース、交流スペースを設けるなど、住民が気軽に立ち寄れる場を提供していく。
気軽で気楽な関係づくり
設立のきっかけは同地区社協会員の「地域の人と、気軽につながれる場を作りたい」という思い。新興住宅地の多い同地域に「世代や立場を超えて交流しあう」必要性を感じていた。
会員が目指すのは「気軽さと気楽さ」。買い物ついでに寄れるハーモス荏田に拠点を置き、ソファ、テレビ、コーヒーメーカーなどを揃え、雑談できる空間を作る。
センター長の葉石真澄さんは「顔が見える関係から支えあえる関係が築けます。誰かがいるから行ってみようという気軽な場所にしていきたい」と話す。
開設日時は月・火・金・土、12時から18時。荏田西2-14-3ハーモス荏田407【電話】045・911・3808。
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