市議選県議選 みんなの党が"Wトップ当選" 民主党は市会・県会とも、議席減らす
任期満了に伴う横浜市会議員・神奈川県議会議員・神奈川県知事の選挙が今月10日に行われ、即日開票の結果、藤崎浩太郎氏(みんな・新)が市議選、赤野孝之氏(みんな・新)が県議選で最多得票を獲得。みんなの党の”Wトップ当選”となった。知事には黒岩祐治氏(無所属)が初当選を果たした。
市議選
11人が立候補し(現職6人・新人5人)、7議席を争った市議選。民主党が票を減らし、現職議員が議席を失うなど、国政における民主党政権の支持率低下が大きく響く形となった。
一方で大きく躍進したのは、無党派層の票を取り込んだみんなの党だった。藤崎氏は初出馬で初当選。2位の山下氏に約1万票の大差をつけてのトップ当選となった。藤崎氏は「多くの方たちに支えられ当選を果たすことができました。これから政治の改革、政治への不信感の払拭に力を注いでいきたい」と話した。
また、現職議員が議席を失う中、丸岡氏と行田氏の新人2人は支持者の票を手堅くまとめ、議席を獲得した。「今回、初めての当選で重い責任を感じていますが、今後も子育て・介護など生活者の立場で議会や制度などの行政改革に力を注いでいきたい」と丸岡氏。行田氏は「身の引き締まる思いです。支援して下さった皆さんのご期待に添えて、約束したことを一つひとつ誠実に行っていきたい」と話した。
県議選
6人が立候補し(現職4人・新人2人)、4議席を争った県議選。市議選同様、民主党に逆風が吹いた。
民主党の現職議員2人が議席を失う中、ここでも躍進したのはみんなの党。1位の赤野氏は2位の小島氏に約9600票差をつけて初当選を果たした。「今回の当選は皆さんのおかげです。これから県政の場でしっかりと言うべきことを発信していきたい」と赤野氏は話す。また、4位の内田氏に400票の僅差で3位になったのは、新人の若林氏。「皆様に想いが通じて嬉しい。県会では、若者の就労支援や議会改革に尽力していきます」と話した。
![]() 初当選した行田氏(右)
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![]() 当選を喜ぶ丸岡氏(左)と若林氏
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