あざみ野FC 11年ぶりの全国へ ロスタイムにゴールあげ3度目の出場
来月1日(月)から静岡県御殿場市の御殿場高原時之栖グラウンドなどで行われる、第35回全日本少年サッカー大会に、区内を拠点に活動する「あざみ野FC」(村上源也理事長)が、11年ぶりに出場する。同チームが全国大会に出場するのは、2000年以来3度目。
準優勝までの上位2チームが全国へ進むことができる神奈川県大会。2枚の切符を争い先月26日、みなとみらいマリノスタウン(西区)で、決勝・準決勝などが行われた。準決勝で同チームは、「横浜F・マリノスプライマリー追浜」と対戦。前半は0─0で折り返し、後半を迎える。ロスタイムにコーナーキックから上がったボールを長身の柳知廈(ユジハ)君(小学校6年)がヘディングでゴールへ押し込み、全国大会出場を決めた。「後半から長身の柳君を投入し、期待通り頭でゴールを決めてくれた。得点の瞬間は興奮してあまり覚えていないけれど、全国大会出場が決まって、とにかく嬉しかった。全国大会では神奈川県の代表らしいプレーを見せて一試合一試合大事に戦いたい」と吉見正ヘッドコーチは話す。
決勝は、2008・2009年の県大会王者「川崎フロンターレU─12」と対戦。前半は0─0。後半は前の試合の疲れから動きが緩慢になり、2ゴールを決められ惜しくも勝利を逃す。
「決勝・準決勝とJリーグの下部組織を相手に選手はよく戦ってくれた。一人ひとりの技や個性を大事にした、少年らしい楽しいサッカーをして全国でも頑張って欲しい」と村上理事長。【中面に関連記事】
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