「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」中学校の部で市長賞を受賞した 竹田 夏帆さん 青葉台中学校 3年生
伝える力で前に進む
○…コンテスト初出場で最優秀賞を受賞。「学校の外の場で評価してもらえたことが嬉しい」と、大舞台でも自然体で自分の考えを表現できた。テーマは「国際貢献」。東日本大震災後に、学校から気仙沼へ救援物資を送ったときの経験から得た、自分なりの「国際貢献の考え」についてスピーチした。「自分には何もできないではなく、できることから始めることが大切」。経験から得た”自分の考え”は自身の新たな糧となる。
○…今年の卒業式では在校生代表で送辞を贈った。感極まって泣く生徒も多かったというその演説に、周囲は『人の心を動かす喋り方』と表現する。「人前で話すことが好きで、言いたいことを言う負けず嫌い」と笑うが、副会長を務める生徒会の会議や友人とのお喋りでは聞き役に回る。「自分と違う意見を聞くのは面白い。それに対して自分の意見を伝えることで、前に進むのだと思う」。伝えるという強い意志と新しい視点に気づく柔軟性を併せ持つ。
○…趣味は小学1年生から続けるバトントワリング。全国的に活躍する強豪クラブに小学校6年間、都内まで通い続けた。中学進学を機に地元の教室へ移籍。現在は小学4年生から中学生までで構成されるチームに所属し、地域のお祭りなどに参加する。受験を前に、以前より練習時間は減ったが、「同年代の上手な動きを見ると刺激になる」という。同じくバトンを習う小学4年生の妹と公園で練習することも。「もっと上手に、もっと技に挑戦したい」。来春は最後の大会が控えている。
○…先日、学校の授業でディベートを行った。夏休みや放課後を利用して仲間と情報収集し、両親に反論役として協力してもらうことも。決戦では反論に対する考えを交えながら、総括するという最終答弁を担当。チームを勝利に導いた。勝利の秘訣は「自分の考えを明確に、相手の意見を聞くこと」。将来の夢は「教師やアナウンサー」。その未来に期待が膨らむ。
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
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