第52回全国中学校水泳競技大会神奈川県予選会が先月、横浜国際プールで行われ、桜台在住の居相(いあい)良介君(青葉台中2年)が男子200mバタフライで優勝。2分2秒68のタイムで3年ぶりに県中学新記録を樹立した。今月21日から始まる全国大会に出場する。
キックの絶妙なタイミングと無駄の少ない息継ぎで、粘り強い泳ぎをする居相君。県予選会200mの『予選レース』では、自己ベスト、大会新記録を更新する好調な泳ぎを見せた。『決勝レース』は100m折り返し地点で2位。「ここからが勝負」と冷静な泳ぎで抜き去り独走状態に。「前へ前へと気持ちを緩めないようにした」とレースを振り返った。
全国大会は県の予選会で標準記録を突破した選手が出場できる。居相君は、県予選会で100m、200mバタフライで2冠を達成し、2種目の全国出場権を得た。
「2分1秒台狙う」
1日6千m、週6回の練習をこなす。春からは練習前の筋トレを更に加えた。成果が表れたのは県予選会直前に行われたJOC夏期県予選。記録は出なかったが、「泳ぎ終わった後、楽な感覚があった」と手応えを感じた。6年間、居相君を指導する堀越正之コーチは「努力の選手。まだまだのびしろがある」と評価する。居相君は「全国では2分1秒台を目指したい」と抱負を語った。
そのほか区内の全国出場選手(敬称略)▽200mバタフライ長嶋咲樹(美しが丘中2年)、100mバタフライ福島史織(あかね台中3年)、200m平泳ぎ花畑雄哉(桐蔭学園中3年)、400mリレー・メドレーリレー桐蔭学園/花畑雄哉、仲村幸敏、尾崎泰作、福島慶、百崎大輔、永尾磨秀、津崎朝輝
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