料理や勉強の面倒など、自宅で家族が団欒するリビングのように、地域住民が気楽に交流できる場所を作りたい-。奈良町の住民有志らで結成された「どんな時も繋がり合える 街の家族」実行委員会が現在、地域の空き家(奈良町1566の332)を生かした拠点作りに励んでいる。
高齢者に安心を
東日本大震災をきっかけに地域での助け合いやつながりを再確認したことから、地域に増える空き家を活用した交流プロジェクトを立ち上げた同実行委員会。メンバーの調査によると、奈良町は現在、65歳以上の世帯が30%。10年後は同世帯の人口は50%、うち単身世帯は30%になると予測する。「まだまだ元気な高齢者がたくさんいるが、駅前まで足を運ぶのは大変な町。今回の取り組みでは高齢者が近所で安心して交流できる拠点にもしていきたい」とメンバーの小笠原弘さん(70)は話す。
11月15日(木)10時からは「きのこの炊き込みご飯作り」(300円)、16日(金)・30日(金)10時からは未就学児を持つ「親子の広場」を開催する。活動に携わるボランティアも募集中だ。
毎週木曜日はオープンデー(10時から15時)。詳細・問合わせは【携帯電話】080・1259・5751(岩間さん)又は【URL】http://aoba-portal.net/group/machikazoku/へ。
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