青葉区中学サッカー 女子チームが新設 協会主導で区内初
青葉区サッカー協会(藤島栄子会長)はこのほど、女子中学生を対象とした「横浜青葉女子ジュニアユース」を発足させた。青葉区内で女子中学生チームの誕生は初めて。区内中学校には女子サッカー部はなく、女子選手の新たな受け皿となることが期待されている。
青葉区内にはこれまで、女子中学生を対象としたチームはない。サッカーをしたい生徒は、区外の女子クラブチームや地元公立中学校のサッカー部で男子生徒と一緒に活動を続けるしか方法がなかった。しかし、クラブチームへ加入するには選手のセレクションがあり、未経験者の入会は難しい。また、部活動では男子生徒と競い合うので、女子選手が試合に出場できる機会が少ないのが現状だ。
青葉区サッカー協会はこの状況を踏まえ2013年1月から、競技経験の有無に関らず、身近な場所で活動できるチームの設立に動き出した。2月には体験練習会を実施。現在9人の選手が活動を行っている。横浜青葉女子ジュニアユースの監督を務める山田告人さんは「レベルは低くない。このチームから将来、世界で活躍する選手が出てくれたら非常に嬉しい」と話す。小学1年生からサッカーを続けている京楽歩希(あゆね)さん(鴨志田中1年)は「チームで公式戦に出場できるので嬉しい。練習や試合をたくさん行い、競技者としてレベルアップしていきたい」と話している。
同チームは5月、区サッカー協会が主催する女子大会に出場する予定。また、6月からは、神奈川県サッカー協会が主催するU-15リーグへ参戦する。
同チームの詳細などは、青葉区サッカー協会・太田和雄さん(【携帯電話】090・5204・3877)へ。
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