起業家の交流を促進 区内NPOが新拠点開設
地域の課題をビジネスで解決する起業家らのための新拠点「まちなかbiz(ビズ)あおば」が3月1日、昭和メディカルコミュニティープラザ=美しが丘=にプレオープンした。今年6月の本格稼働を目指す。
運営主体は、会社員や個人起業家向けのセミナーなどを通して、生涯現役の経営者支援を目指すNPO法人協同労働協会OICHI(オイチ)。会社員以外のメンバーが増え、地域に向けた活動を考えるようになったことが新拠点創設のきっかけだ。取り組みの柱は、起業家の拠点や地域での人脈づくりを行う創業支援センター。12日に現地で開かれた入会者向けの説明会では、事業内容の詳細や今後の展望などが解説された。坂佐井雅一理事長は「介護や保育、教育などさまざまな課題がある。解決するビジネスモデルをつくっていければ」と話した。
オイチのメンバーで、たまプラーザ駅前通り商店会の小松礼次郎会長は「拠点は美しが丘だが、活動の場は青葉区全体。商店街の垣根も超えて、さまざまな世代と交流したい」と意気込みを話す。
芸術普及の役割も
また、市民大学「あおば放課後芸術大学」も活動の柱の一つ。あおば放課後芸術大学は、昨年オイチのビジネスプラン発表会でグランプリを受賞した企画。青葉区に関心のある芸術家を講師に招き、区民向けに講座を開く。5月17日にはたまプラーザの地域ケアプラザで「まちなかbizあおば」オープンイベントが行われる予定。
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