平和会ペットメモリアル(若月一朗代表取締役)=川崎市麻生区=で11月9日、秋の動物供養祭が開催された。
亡くなったペットの供養のため、毎年行われている祭典。当日は弦楽の生演奏が流れる中、ペットの写真や花を手にした来場者ら244人が参列した。若月代表は「皆さんで愛情や存在への感謝を共感しあい、大切なペットと心の中で対話する時間にしてほしい」とあいさつした。
法要は浄土宗浄桂院の伊藤弘道副住職が担当し、ペットの名前も読み上げられた。読経後には1人ひとりがハート型の献花台に花を供え、それぞれのペットに思いを馳せていた。伊藤副住職が葬儀を行った高齢の女性とそのペットとのエピソードをまじえ「一生懸命祈れば必ず届く」と話すと、涙を浮かべる来場者の姿もみられた。
式の終わりには全員で風船を飛ばす「風船供養」も開催。合図とともに一斉に風船が舞い上がると、来場者から歓声が上がった。参加した女性は「風船が天国に届いているような気がして、悲しい気持ちが穏やかになる。また参加したい」と笑顔をみせた。
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