「共に生きる」ことについて考えるきっかけを作ろうと、あかね台中学校(浜本貴康校長)で11月27日、講演会「東日本大震災の復興への取組から学ぶ」が行われた。講師を務めたのは、三陸鉄道(株)の旅客サービス部長として震災復興に尽力する冨手淳さん(54)。全校生徒と教職員、地域住民ら約700人が参加した。
震災によって大きな被害を受けながら、地震発生5日後には一部区間の運転を再開した三陸鉄道。現在は、県外の人たちに現状を知ってもらうため、被災地をオーダーメイドで案内する視察研修を実施。また、地場産品を使用したレストラン列車などの運行を通して地域活性化に取り組んでいる。冨手さんは「横浜も含め、全国の鉄道会社からもたくさんの支援を受けた」と感謝を口にしていた。
講演を聴いた羽深未奈乃さん(3年)は「互いに支え合っていくことがすごく大切だと感じた。今度、震災が起きたときには、私たちが中心になって手を取りあっていきたい」と話した。
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