青葉区内で活動する「3・11キャンドルナイト実行委員会」(下山和正委員長)が1月2日に宮城県石巻市を訪れ、街づくり団体に義援金を寄付した。
同委員会は被災地への継続的な支援を行うために2012年12月に発足。その後、毎年3月に東日本大震災の復興と鎮魂の思いを込めたキャンドルナイトを区内で実施し、参加者から義援金を集めてきた。今回は過去4年間分の義援金をまとめた約15万円を「コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会」に寄付した。義援金は石巻市の中心市街地の復興支援に使用される予定だ。ほかにもキャンドルナイトの様子をまとめた写真アルバムも一緒に手渡した。
下山さんは「震災後、実際に被災地を見て衝撃を受けた。一度きりの支援で終わらせず、風化しないように継続することが大切と感じ様々な方に協力頂き続けてこられた」と話した。
今年3月にもイベントを開催する予定で準備が始まっている。「今後はもっと多くの人を巻き込み、一方的な支援だけでなく双方向で石巻の方と交流をしていきたい」と下山さんは意気込んだ。
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