青葉台連合自治会(山川英子会長)は3月5日、しらとり台にある住宅型有料老人ホーム「ケアホーム花笑(はなえみ)・青葉台」(徐京秀(じょたかひで)施設長)で災害発生時支援訓練を実施した。
訓練は地域全体と施設が連携し、相互理解と支え合える関係づくりが目的。同連合や施設、地区社会福祉協議会、消防署、消防団など約50人が参加した。
当日は大規模災害を想定し、施設入居者の避難訓練などを実施した。担架を使い、2人がかりで屋外の階段から入居者に見立てた参加者を搬送したほか、心肺蘇生、初期消火、放水訓練まで行った=写真。
訓練は第3期青葉区地域福祉保健計画「青葉かがやく生き生きプラン」の中で、青葉台地区が掲げている目標「高齢者・障がい者を地域であたたかく見守っていこう!」に対応した取組。山川会長は「障害者や高齢者を1人も見逃さない地域にする」と意欲を語り、毎年輪番で地区内の福祉施設で実施している。
同地区で生き生きプランを推進し、今回の訓練を主管した植木義治さんは「地域にどんな施設があるのか知ることができるほか、地域の者同士で顔が見える関係づくりもできる」と意義を話し、徐施設長は「(被災時には)職員で対応ができるように準備をしているが、地域の人と一緒に訓練をすることは価値がある」と振り返っていた。
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