青葉区役所1階の区民ホールがリニューアルし、3月27日から「あおば区民文庫サロン」として開放されている。サロン内では家庭で不要になった本を再利用(リユース)して配架。1000冊以上が閲覧可能だ。
同事業は青葉区の魅力づくりの一環。区役所1階に比較的広いスペースがあることから、居心地の良い空間として有効活用してもらおうと昨年4月から準備を進めてきた。今回新たに窓際のソファーや円形本棚、パンフレットやチラシを集約するラックを設置。小説や雑誌、児童書、区内外のチラシなどが分かりやすくまとめられている。
区は以前から、区役所や美しが丘西・若草台・奈良の地区センターに不要になった本を入れる回収ボックスを設置。集められた本を「あおば区民文庫」として希望者が持ち帰ることができるリユース制度を整備している。区担当者によると、昨年4月から今年2月末までに集まった本は1万3105冊に上るという。サロン内の蔵書は、あおば区民文庫の中から保存状態がよい本や、流行をふまえた本、図鑑、児童書など、各世代が幅広く楽しめる図書を選別したものが中心だ。
また、サロンの一角にもあおば区民文庫コーナーがあり、「わたしの本をだれかの本に」とシールが貼られた本であれば、1人3冊まで持ち帰ることも可能だ。
区総務課は「利用状況を見つつ、楽しめる冊数をキープできれば。区民の皆さんが提供してくれた本なので、来庁の際は手に取ってサロンでくつろいでみてください」と話す。(問)同課【電話】045・978・2228
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