厚生労働省による「2015年市区町村別生命表」が4月17日に発表され、青葉区の男性平均寿命が83・3歳で全国1位であることが分かった。
生命表は5年に1度、日本の人口と死亡数、出生数をもとに作成され、今回の発表が4回目。
男性の平均寿命は前回(10年)が81・9歳で全国8位。前々回(05年)は81・7歳で1位だったため、今回調査で再び長寿1位に返り咲いたことになる。一方、青葉区の女性平均寿命は88・5歳で9位。こちらも前回の88・0歳、20位から順位を上げた。なお、横浜市全体の平均寿命は、男性が81・5歳、女性は87・3歳だった。
区担当者は調査結果の要因は特定できないとしつつも、区民意識調査の結果を踏まえ、健康意識の高さが表れているのではないかと推察する。また、体を動かすのに最適な公園の多さや、医療・介護施設の充実も平均寿命を押し上げた要因として考えられるという。
区担当者は今回の結果を受け、「1位に返り咲くことができて良かった。長寿のまちづくりに引き続き取り組んでいく」と話している。
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