青葉区とNPO法人森ノオトが進める花と緑による地域活性化事業「フラワーダイアログあおば」のキックオフイベントが8月4日に青葉公会堂で開催され、盛況だった。
同事業は区が進めてきた花と緑であふれるまちづくりをさらに推進するもの。花と緑をテーマにした区民の対話(ダイアログ)によって、地域の賑わいや多世代交流、まちづくりに関わるきっかけを作ることが目的だ。
当日はNHKの「趣味の園芸」に出演中で、「園芸王子」の愛称で親しまれている三上真史さん=写真=を招いてトークショーを実施。三上さんは自宅のベランダで育てている植物を紹介したほか、自身の経験を元に「植物は人と人をつなげるきっかけになる」など思いを語った。
続いて三上さんを司会に、小出重佳区長と公園愛護会など花と緑に関わる地域活動をしている区民4人を交えた対話の時間も。メンバーの高齢化が進み、次世代を育てることの大切さなどが話題に上ったほか、「あおば花と緑のサポーター」の齋藤世二さんは人々が集まる場として井戸端会議ではなく、「花端会議」を広めたいと話し、会場を盛り上げていた。
区は「あなたの力の1%をあおばの未来に!」を合言葉に、住民のまちづくり参加を呼び掛けており、同事業もその支援策と位置付けている。9月以降に講座やワークショップなど住民参加型プログラムを実施予定だ。
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